茅の輪くぐり、夏越の祓(なごしのはらえ)

今日は毎年6月30日に日本の多くの神社で行われる「なごしのはらえ」の話題です。

6月30日の大体1週間くらいまえから神社の境内に茅(かや)でできた人が通れるくらい大きな輪が設置されます、これが茅の輪(ちのわ)です。

茅の輪をくぐることによって、生活の中で知らず知らずのうちについてしまった災いや厄を払い、1年の残り後半も平穏に過ごせるように祈願するというものです。

茅の輪のくぐり方があり(4回くぐります)、たいてい神社の茅の輪の近くに説明がありますが、なかった時の為に下記参考にしていただければと思います。

上の写真のように、輪の手前に立ち、そこから計4回輪をくぐります。

1回目:左周り
2回目:右周り
3回目:左周り
4回目:輪をくぐりそのまままっすぐ拝殿(お参りする社)へ向かいます

そのまま無言でくぐるのも良いですが、本格的にやる場合は唱え詩というものがあります、これを声に出すか心で読み上げながらくぐるとよりよいでしょう。

地域?神社?によりいくつかのパターンがあるようですが、今回は普段私が念じながら周ってるものをご紹介します。

1回目:みなづきの なごしのはらえ するひとは ちとせのいのち のぶというなり
2回目:おもうこと みなつきねとて あさのはを きりにきりても はらえつるかな
3回目:そみんしょうらい そみんしょうらい

どういう意味なのかは他の方が詳しく説明しているサイトもありますので、興味のある方は夏越の祓の唱えうたを検索してみてください。

少し大きめの神社であればお近くの神社でも茅の輪があると思うのでぜひ祈願に行かれてはいかがでしょうか。

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